我が家のぷーたんは5歳の時に発症。
以降も、数回痛みで立てなくなりました。
今も毎日かなり用心をして過ごしています。
椎間板ヘルニアが進行すると、痛みや足の麻痺など様々な症状を引き
起こし、ついには歩けなくなってしまいます。
椎間板ヘルニアを多く発症しやすい犬種もあります。
ダックスフンド、
ペキニーズ、ビーグル、シーズー、コーギーなどは、より気を付けてあげる必要があるかもしれません。
わんちゃんがいつまでも、自由に元気に走り回れるように、私たち飼い主
は事前に対策をしておきたいですね。
わんこの椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアとは、背骨の間にあるゼリー状の組織(骨と骨の間でクッションのような役割)が何らかの原因で飛び出して、脊髄を圧迫して神経に異常が生じる疾患。
一度発症すると、再生は難しいのです。
進行すると、、
- 後ろ足が麻痺して通常の歩行ができない
- 排便・排尿がうまくできない。
- 後肢のすべての感覚が無くなる。
などの状態になってしまいます。
ぷーたん 椎間板ヘルニアの発症
ある時、抱ききかかえようとすると「キャン!」と鳴いて、震え出しました。
犬は痛みを感じると動かず震えることがあるのです。
その時は、ずっとやさしく体を撫でて、一旦落ち着くのを待ちました。
そして即かかりつけのお医者様へ
この状態では手術をするほどでもなく、対処療法しかないと言われました。
安静にして、投薬をして落ち着くのを待つことになりました。
軽度の場合は、鎮痛剤などの投薬と安静にすることで改善を図ります。
数週間の安静が必要になりますが、症状が安定する前に通常の生活に
戻してしまうと、重症化して歩けなくなるおそれがあります。
ここが私たちもがんばりどころです。
薬が効いてくると、ぷーたんは痛みが引いていつも通り動きたくなります。
今は安静だから、と言ってもわからないですからね。もどかしいところ(-_-;)
椎間板へルニアの原因は
- 背骨に負担のかかる運動(ピョンピョン跳ねる激しいジャンプだっ
たのでは、と思っています) - 加齢や肥満
- 軟骨異栄養性犬種(若年齢期から発症する傾向にあります。)
歩き回って怪我をする危険を思い、お留守番の間ケージに入れて
いました。
私が帰ってくると、ケージの中でピョンピョンと激しい縦飛び。
この動作は椎間板に大きなダメージを与えます。
原因は定かではありませんが、これも1つの大きな原因だったのでは…
と思っています。
椎間板ヘルニア対策「4つのポイント」
- 肥満を防ぐ
- 適度な運動
- 足腰に負担が少ない環境
- 正しい抱き方をする
肥満を防ぐ
肥満は、関節を痛めやすく、背骨や腰に負担がかかります。
適度な食事と運動(お散歩)を意識することも大切ですね。
適度な運動
適度な運動は肥満対策にもなり、足腰を鍛えます。
そのためには、毎日の散歩がとても重要!
日々の散歩で骨と関節が強くなることで運動量が増え、足腰の負担の原因
となる肥満を防ぐこともできます。
また、良く運動することで胃腸の働きもよくなり、体の中から元気がうまれ
やすくなります。
足腰に負担が少ない環境
- ツルツル対策
- 高低差、段差対策
ツルツル対策
ツルツルと滑るフローリングの床は、わんちゃんが足腰を痛めやすい一因と
なります。
滑り止めとクッション性の観点から、わんちゃんが良く歩く場所には必要に応じて
マットを敷いてあげましょう。
高低差、段差対策
ソファーなどへの跳び乗り、跳び降り、段差があるところをあまり昇り降りさせない
ようにするなど、なるべく脊椎に負担をかけないようにすることも大切です。
正しい抱き方をする
わんちゃんのわきの下を抱えて後ろ足で立たせるような姿勢で持ち上げたり
していませんか?
それって、わんちゃんの腰に負担をかけいるんです。
抱っこをされているときのわんちゃんの姿勢は、背中(脊椎)が地面となる
べく平行になるようにしましょう。
わんちゃんのわきに手を入れて抱き上げること、また尻尾を引っ張ったりする
ことはとっても危険!!
わんちゃんの腰部全体を包み込むように安定感のある抱っこをするようにしま
しょうね!
まとめ
知らず知らずのうちにわんちゃんに負担をかけていなかったでしょうか。
わが家の場合、フローリングだった廊下にはカーペットを敷き、せっかく
買ったお気に入りのダイニングテーブルも私のベットも手放し家の
中にできるだけ段差をなくしました。
家の中をこのような状態にしてから、一度も発症していません。
わんちゃんの小さな命を預かった以上、飼い主であり家族である私
たちが、わんちゃんが安全でいられる環境を作り、わんちゃんの安全
を守っていきたいですね。